当院の活用方法:スタッフが多い病院の院長先生

スタッフが多い病院の院長先生

1当組織の根拠あるデータベースを病院スタッフが活用することで診療効率UP

スタッフが多い病院では診療方針にバラつきが生じ、飼い主様に「先生によって意見が違う」という混乱を与えてしまうことがあります。
当院では、エビデンスと専門家の意見に基づいて検査治療方針をまとめたデータベースを公開しています。データベースはiPadやiPhoneで閲覧できます。忙しい診療の中でも各獣医師が正しい情報を取得し共有できます。

2コンサルテーション、セミナーなどを活用することによるスタッフ教育

入れ替わりの多い病院では、その都度新人教育が必要となります。
当院では新人教育セミナーに力を入れています。また、専門家に相談できるコンサルテーションを活用することで「経過をまとめる力」、「他の獣医師に内容を伝える力」などが身につきます。希望があれば、症例相談の際に、反省すべき点などを指摘することもできます。持ち込み診療も随時受け付けており、専門家と一緒に診察することで大きな教育効果が見込めます。

3採用情報の記載

当院のサービス内容は、提携病院以外の先生にも発信しており、多くの先生方が日常的に当院のデータベースにアクセスされています。当院のHPには提携病院限定で求人情報も記載しています。したがって、新たな人材を確保する機会も増えると考えられます。

使用者の声

獣医師同士の情報共有に役立つ

コンサルテーション報告書は、信頼できる情報をもとに、解決策が活字に落とし込んである資料なので、複数獣医師で共有して方向性を確認しやすい。

依頼書を書くことで症例の経過の整理ができ、複数獣医師で共有しやすくなる。

勤務医の成長に役立つ

報告書の文章の引用先が明記してあるので、どんな書籍や資料を入手して勉強すれば良いのかよく分かる。

依頼書を作成する際に各症例の問題を重要度の高い順に列挙することで、正しい獣医学用語を表記することを努力し、慣れてくる。

院長の苦手分野もカバーできる

院長の意見が最終判断にならず、専門性の高い客観的意見が得られることで、良い診療をしていることを実感できる。

飼い主様の信頼構築に役立つ

治癒見込みの高い疾患が予測される場合、費用や距離の点で悩まれている飼い主様に、積極的にご紹介してさしあげられる。ご紹介時に経過がまとまっているので作業がスムーズに運ぶ。逆にお金や時間があれば助けてあげられるのに・・・と飼い主様に感じさせてしまうリスクもあるので症例選択は注意が必要と感じる。

2次診療施設で施されると予想される検査や治療のメリット、デメリットをできる限り分かりやすくお話しした上でご紹介できると、ホームドクターとして信頼関係が築きやすい。