第8回獣医臨床問題解決研究会

平成28年2月24日(水)名古屋伏見駅前店 第4会議室
  • 参加人数:22名
  • ショートレクチャー:「情報の批判的吟味」 西飯 直人 (岐阜大学)
  •           「若手獣医師が実際の症例を用いて情報の批判的吟味をやってみた」永田 矩之(湯木どうぶつ病院)
  • 演題:「小細胞性胃腸管型リンパ腫の治療中に大細胞性胃腸管型リンパ腫が発症した犬の1例」小島 麻里 (ふるはし動物病院)

今回のピックアップ 「小細胞性胃腸管型リンパ腫の治療中に大細胞性胃腸管型リンパ腫が発症した犬の1例」小島 麻里 (ふるはし動物病院)

【要約】
第7回問題解決研究会からのupdate。前回研究会では犬の小細胞性胃腸管型リンパ腫に関する詳しい内容を示した報告が見つからないということが課題になっていた。そのため、小細胞性胃腸管型リンパ腫の予後、小細胞性から大細胞性に形態が変化するのか、など様々な疑問が解決出来なかった。
今回の研究会では「小細胞性胃腸管型リンパ腫」を例に挙げ、湯木先生にショートレクチャー「文献検索について」を実践していただき、関連論文の検索方法を学んだ。検索の結果、小細胞性胃腸管型リンパ腫に関するまとまった報告が一報見つかり、同疾患に対する理解を深めることが出来た。



【関連論文】


  • Vet J. 2015 Jul;205(1):28-32 Prognostic factors in dogs with protein-losing enteropathy
ショートレクチャー

EBMのステップ3である「情報の批判的吟味」、つまり手に入れた論文などの情報がどの程度信頼できるかを検証する必要がある。具体的には、引用文献が都 合の良い解釈がなされていないか元情報を検証し、研究方法がバイアスや交絡の影響を受けていないか確認し、結果を自分なりに論理的に解釈することが重要で ある。

ショートレクチャーで使用したスライドの一部を掲載します。参加者には配布いたしますが、本資料の無断転載、複製を固く禁じます。



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