「症例相談」、「15 minutes コンサルテーション(遠隔相談)」、「少人数セミナー」の3つのサービスを介してホームドクターの先生方の診療支援を行っています。
当院では2016年よりこれらのサービスを開始しており、診断や治療の方法、予後指標などのデータが日々蓄積されていっています。
蓄積したデータは2019年の5月より公開しています。
コンサルテーション(症例相談)
病気が治らない/
専門家に相談したい


ご相談に対しては、問題を解決するための指針を報告書としてPDFでお渡ししています。報告書には「問題を解決するための指針」、「その根拠となる引用文献(最新の論文や洋書の情報を含む)」、「専門家の経験談」などの情報が記載されており、非常に信頼性の高いものとなっています。
実際の報告書

例-01「タンパク尿を呈する症例」に対するコンサルテーション
日常的に遭遇するタンパク尿の治療方針とモニタリング方法に関するコンサルテーションです。難しい症例や疾患だけではなく、日常的に遭遇するような疑問に対してもエビデンスベースで回答いたします。

例-02「難治性の皮膚のびらんを呈する症例」に対するコンサルテーション
治らない皮膚病で治療方針に苦慮することはしばしばあります。そのような時は症例の写真をお送りください。外貌所見から考えられる疾患、必要な検査(生検部位の提示なども含む)および治療方針をお示しします。

例-03「背部痛を認め、椎間板脊椎炎の可能性を指摘された症例」に対するコンサルテーション
X線画像の読影も行なっています。X線画像の読影と合わせて、その症例に必要な検査と治療方針についても提案いたします。X線画像のみではなく、超音波画像や眼疾患の画像などもお送りいただければ対応いたします。
15 minutes コンサルテーション(遠隔相談)
15 minutes コンサルテーション(遠隔相談)をご利用ください
- 原因がわからない
疾患の診断 - 難治性疾患に対する
治療方針の決定 - 適切な診療施設
のご紹介
紹介状も来院も不要な専門家との直接のやり取りでスピーディーに対応いたします。
NVCの診療支援と既存のサービスとの違い
既存のサービス | ベテリナリーコンサルテーション | |
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症例相談の結果 | 症例相談の結果を飼い主様にご説明できる資料が乏しい | 症例相談の結果 ![]() |
根拠・文献 | 相談に対する回答に根拠となる文献が記載されていないケースも多い | 専門家の意見に加え文献情報も記載 →1つの報告書につき平均3.5本の引用文献を提示 |
症例相談で解決しない場合 | 診察での対応はできないことが多い | 遠隔相談により専門家と直接のやり取りが可能 |
データベース
獣医師の自己学習支援を目的に、当組織がこれまで行ってきたコンサルテーションを集積した症例(約1,500件)や論文(約4,000件)のデータを、2022年6月よりWebで公開しています。日々の診療や勉強にぜひ活用してください。
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- 関連論文
- ※2022年9月時点
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- コンサルティング報告書
- ※2022年9月時点
データベースは実際の「相談内容(報告書リスト)」、「報告書を簡潔にまとめたQ & Aリスト」、「文献情報リスト」から構成されていおり、一部は無料で公開しています。
無料公開データを閲覧したい場合はこちらから必要情報をご記入いただきご登録ください。
ご不明点がございましたらお気軽にお問い合わせください
052-387-7015少人数セミナー

5~10名程度の超少人数でセミナーを開催しています。
このため、学習効率が上昇し、能動的に発言するアウトプットの機会も増えていきます。
継続参加で講師や参加者との交流も深まり、情報交換やディスカッションが出来る多方向性のセミナーとなっています。